
こんにちわ、あーくです。
2018年12月6日発売予定の「JUST CAUSE4」(ジャストコーズ4)の発売へ向けて、「JUST CAUSE3」(ジャストコーズ3)をプレイ、クリアしましたので、レビューしていきます。
ちなみに、筆者はSteam版でプレイしました。(PS4/Xbox Oneと内容に大きな違いはありません。)
「ジャストコーズ3」とはどんなゲーム?
本作は、2010年に発売された「ジャストコーズ2」の続編となる作品となっています。
ジャストコーズシリーズは、広大なマップを様々な車両(ヘリコプターや車、バイク、戦闘機など)を使い、各所に点在するミッションをクリアしていくオープンワールドアクションシリーズです。
さらに本作では新たに、ウイングスーツを装備し、乗り物に乗らずとも舞台となる島国を自由自在に滑空することが可能になっています。また、シリーズ初のPS4/Xbox Oneでのリリースもされており、過去最高のグラフィックを体験することが出来ます。
それでは、各評価点についてレビューを行っていきます。
システム 9/10点
基地を破壊し尽くす爽快感は格別
マップ内には独裁者により支配された基地や街が点在しており、それを様々な武器や車両などを駆使して破壊し、解放することが主な目的となっています。
もちろん敵側は破壊活動を妨害するため、時には武装ヘリや大型戦車を用いてこちらを攻撃してきます。そういった妨害を振り切り、基地を破壊し尽くしたときには格別の爽快感を味わうことが出来ます。
死んでしまっても、その時点からコンティニュー可能
敵の妨害により、もし死んでしまっても、その時点で破壊したオブジェクトは破壊されたままとなっていますので、難しすぎて詰む、ということは起こらないシステムとなっています。また、航空支援により、一度手に入れた武器・乗り物は届けてもらうことが出来るのも嬉しい点です。
MODシステムにより、どんどん強くなる
マップに数多くあるチャレンジミッションをクリアすることで、武器や乗り物をMODにより強化することが出来ます。クリアできないミッションも、MOD強化により後回しにしてからクリアすることが出来るので、こちらもプレイヤーに嬉しいシステムとなっています。
惜しい点…ダッシュできない、基地を発見しにくい
システム面ではほとんど文句はないのですが、1点挙げるとすれば、"ダッシュすることが出来ない"ことでしょうか。
フックを使い、疑似的にダッシュをすることは可能なのですが、ピンチの時に即座にダッシュして敵に距離を詰める、または離れるといったプレイが出来ないのは惜しいと思った点でしょうか。
また、街や基地はその近くに行くことでマップに表示されるようになるので、終盤に数が少なくなってきたとき、探し回らないと行けないことがあったのも惜しい点だと思いました。
グラフィック 9/10点
美しい島国を見事なグラフィックで表現!
マップに飛び出した瞬間に分かるのが、舞台となる島国の見事な美しさです。
ウイングスーツを使って飛び回ると、更にその美しさに驚かされます。
また、破壊表現もしっかりしており、武器で破壊した箇所からきちんと壊れていくので、違和感なくプレイすることが出来ました。
ただ1点、重箱の隅を突く様な指摘ではありますが、暗闇の中で敵と撃ち合うシーンで画像が乱れるときがあったので、そこだけ気になりました。(評価を1点下げるほどではないのですが、「ジャストコーズ4」への期待値も込めて9点としました。)
音楽・効果音 8/10点
音楽がもっとあればいいと思った
オープンワールド作品のため、仕方ないのもありますが、印象に残る音楽はないように感じました。ただし、効果音は満足で、大きな爆発音や銃声音は迫力満点です。
ストーリー 6/10点
味方の裏切りや死など、ハラハラさせられるストーリー
独裁者であるボスを倒す、というストーリーの基本軸の中で、味方の裏切りやある重要な人物の死など、オープンワールド作品としてはしっかりとしたストーリーの作りだったように思いました。
ラスボスの簡単さに落胆
基地を解放していく際に、広大な基地や特殊な兵器により難しかった基地がいくつもあったため、ラスボスとは重厚な戦いを期待していたのですが、攻略法さえ見つけてしまえば、一般兵士との戦闘と変わらないレベルの戦闘になってしまったのが残念でした。
サブストーリーがないのが残念
オープンワールド作品には付き物の、サブストーリーがなかったのが残念に感じました。(ミッションは数多くあるのですが…)
やりこみ 10/10点
各所に点在するミッションを満点でクリアするのは一苦労
本作では、各所に様々なミッションが点在しているのですが、それぞれ満点を取るのにはパーフェクトな動きをする必要があります。筆者はミッションコンプまではせずに終わらせてしまったのですが、そこまでやり込むとなると一苦労させられます。
乗り物の収集が大変(ただし、MODによるサポートあり)
乗り物はミッションクリアで手に入るものと、ガレージ(街を解放することでオープンされる)に自らの手で運ぶことで手に入るものがあります。
車やバイクは、普通にストーリーを進めていると問題なく収集コンプリートすることが出来るのですが、船やヘリコプターは見つけることが少し困難で、こちらも全て集めるのにはやり込まないといけません。
そこで、ミッションをクリアすることで手に入るMODで、収集をサポートしてくれるものもあり、収集が嫌になることはなりにくいようになっているのは助かりました。
総合 42/50点
システム面やグラフィックではほとんど文句なしです。独裁者に支配された島国を自由に飛び回り、基地や街を破壊していく爽快感は他では味わえない体験となるでしょう。
サブストーリーがない点が惜しい点として挙げましたが、代わりに様々なミッションが存在し、やりこみ要素は満点なので、オープンワールド好きな方には是非おすすめしたい作品です!