
ニンテンドースイッチの麻雀ソフトはどれがおすすめか
筆者は麻雀が好きで、よくオンラインゲームなどでプレイするのですが、スイッチで麻雀をプレイするにはどれが良いのか、調べてみました。
それぞれの良い点と悪い点を紹介しますので、購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
良い点
- ゲームモードが豊富
本作には、以下の4つのゲームモードが搭載されています。
・フリー対局
・サバイバル対局
・トーナメントモード
・トレーニングモード
この中でも、フリー対局では異なる30人のAIキャラ、10に分かれたレベルで対局ができ、シングルプレイでも飽きにくいようになっています。 - 設定で変更できるルールが多い
原点設定(25000点~30000点)や喰いタンの有無といった一般的なルール選択はもちろん、連チャン条件(テンパイ、和了)や喰い変えの有無という他のゲームではルールを変えられないような項目も変更可能です。 - リプレイ機能で「たられば」を再現可能
実際の麻雀では「もしあそこで別の牌を切っていたら…」などといった「たられば」は厳禁ですが、本作では1局終了後にリプレイ機能を使い、途中から実際に打ち直してプレイすることが可能です。
悪い点
- 牌選択時のモーションに違和感
上記の動画を見てもらうと分かるかと思いますが、本作では選択している牌が宙にふわふわと浮く様な動作となっているため、よくある"選択した牌は少し上がるだけ"というモーションに慣れている方にとっては違和感を感じてしまうと思います。 - 価格が他ソフトに比べて高め
後述する「THE 麻雀」とほぼ同じ価格であるにも関わらず、こちらはマルチプレイが出来ないため、少し割高に感じてしまいます。
総評
価格は他のソフトに比べて高めですが、リプレイ機能やトレーニングモードなどの初心者やこれから麻雀を始めたい、という方には嬉しい機能が搭載されています。
"とにかく色んなプレイヤーと対戦したい"という方よりは、"麻雀を学びたい"という方にはおすすめしたいソフトです。
良い点
- オンライン対戦に対応
全国のプレイヤーとの対戦はもちろん、パスワードを設定して知人だけでの対戦も可能となっています。人数が4人以下の場合は、CPUを入れることもできるので、気軽にオンラインプレイをすることが出来ます。 - スイッチを持ち寄ってのローカルマルチにも対応
オンライン対戦だけではなく、スイッチを複数台持ち寄ることでローカル対戦も可能です。 - 牌が大きく見やすい
ニンテンドースイッチの他の麻雀ソフトに比べて、牌の表示が大きいため、非常に見やすく感じます。 - アバターや麻雀牌をカスタマイズできる
アバター、麻雀卓、麻雀牌のカスタマイズが可能で、プレイしていくことで選択できるものも増えていきます。
悪い点
- アバターに個性がない
カスタマイズできるアバターですが、表情がない(のっぺらぼう状態)ため、それぞれに個性がありません。 - 変更できるルールが少ない
オンライン対戦機能が搭載されているため仕方ないところもありますが、変更できるルールがそれほど多くありません。といっても、変更できなくて困る、という程のものではないですが。 - 価格が他のソフトに比べて高め
1,000円程度あれば買うことが出来るものが多い中、本作はパッケージ版では2,800円という高めな値段設定となっています。
総評
オンライン対戦・ローカル対戦の対応や過去の自分の成績を分析できる機能など、とにかく対戦して腕を磨きたい、という方にはピッタリのソフトです。また、シングルプレイも充実していますので、ネット環境がないときにも麻雀を楽しむことが出来ます。
ちなみに、リリース時に多数のバグが発見されていた本作ですが、今はアップデートで改善されている模様です。
良い点
- スマホやPCともオンライン対戦可能
スイッチ同士だけではなく、ガラケーやスマホPCともオンライン対戦が可能です。ニンテンドースイッチを持っていない人とも一緒にプレイできるのは嬉しい点です。 - マッチングしやすい
スマホやPCとも対戦が出来るだけあり、マッチングしやすくなっています。また、スイッチ同士だけでのオンライン対戦よりもこれからユーザーが減りにくいと思います。 - 牌や卓がリアル
グラフィック面で、実際の牌、自動卓に非常に近い表現となっていますので、普段実際に卓を囲んで麻雀をプレイする方は特に違和感なくプレイすることが出来ます。 - 三人麻雀にも対応
オンライン対戦は三人麻雀にも対応しているので、普段は三麻をプレイする方はもちろん、たまには気分を変えてみたいという方にはプレイしてみては。
悪い点
- 無制限にプレイするには有料会員になる必要がある
ソフト購入後は90日間プレミアム会員(パッケージ版はそれに180日間の特典が付き、計270日間)となり、対戦を無制限に行うことが出来ますが、それ以降は600円/30日のチケットが必要になります。ただし、プレミアム会員にならずとも、一日一局は無料でプレイすることが出来ます。
※オフライン対局は常に回数無制限
総評
グラフィックのリアルさや、スマホやPCとも対戦できるオンライン対戦など、他のソフトに比べると群を抜いて充実した麻雀ゲームとなっています。が、ネックとなるのは90日間ないし270日間の期間終了後は、30日600円の"プレミアム会員"にならないと1日に1局しか対戦できなくなる点です。
麻雀ゲームとしてのクオリティは高いので、1日1局対戦出来れば十分、という方や30日600円という値段が惜しくない方にはピッタリではないでしょうか。
良い点
- 1台で2人プレイが可能
本作の一番の特徴は、"スイッチ1台で2人プレイが可能"という点です。画面の間に仕切りを置くことで、CPU2人を入れて四人麻雀をプレイすることが出来ます。 - 綺麗なグラフィック
500円という価格にも関わらず、グラフィックが綺麗です。
悪い点
- CPUの行動が単純
対戦相手として選択できるCPUですが、選択できる種類が少ないのと、「副露好き」「副露嫌い」などは特にひたすら鳴く、ほとんど鳴かないと、行動が単純です。 - 2人プレイ時の画面が見にくい
携帯モードでのプレイを推奨している2人プレイモードですが、仕方ないとはいえ、かなり画面が見にくいです。特に、相手が鳴いた牌が見えにくいこともあるのが痛い点です。
総評
麻雀ゲームとしてはモードが少ない、CPUも単純など、「麻雀をしっかりやりこみたい」という方にはおすすめできません。ですが、「スイッチ1台で2人プレイが可能」という唯一無二の特徴を持つ本作。
500円という安い価格もあり、友人と手軽に麻雀が出来るのは嬉しい点です。
まとめ
ニンテンドースイッチでリリースされている麻雀ゲームの中から、筆者がおすすめする作品をピックアップして紹介しました。
オンライン対戦をしたい方には「THE 麻雀」、オフラインで腕を上げていきたい方には「最強の麻雀 ~100万人のための麻雀道場~」をおすすめします。
また、今回記事としては紹介していませんが、上記以外にもオンライン対応の麻雀ゲームの中では安価な「シンプル麻雀オンライン」や、機能にはこだわらずとにかく安ければいいという方向けの「本格AI搭載 銀星麻雀」などもあります。
以上、選ぶ際の参考にして頂ければ幸いです。