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『ジャンプフォース』をプレイしてみて。良い点・悪い点をまとめました【レビュー・評価】

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ジャンプのヒーロー達が集合したPS4/Xbox One/Steam向け格闘アクションゲーム『JUMP FORCE』(ジャンプフォース)を早速プレイしましたので、レビューしていきます。

「ジャンプフォース」とは?

本作は、『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』、『NARUTO -ナルト-』といったジャンプを代表するキャラクター達が大集合した、週刊少年ジャンプ50周年記念作品となっています。

参戦作品は上記の他にも、『北斗の拳』から『僕のヒーローアカデミア』といった、新旧様々な作品がラインナップされています。

ちなみに、参戦キャラ&予想は下記の記事でまとめていますので、気になる方はご覧下さい。

それでは、『ジャンプフォース』のレビュー・評価を行っていきます。

システム 6/10点

簡単な操作でド派手なアクションが繰り出せる!

本作は、対戦型格闘アクションゲームではありますが、ボタン一つで原作さながらのド派手なアクションを繰り出すことが出来ます。
3対3の戦闘システムで、キャラクターの組み合わせは自由なので、原作では敵同士のキャラクターを組み合わせたり、3人とも主人公のチームにしたりなどももちろん可能です。

また、自分の作成したアバターに自由な技の組み合わせを行うことが出来ますので、例えば「かめはめ波(悟空)・北斗百裂拳(ケンシロウ)・螺旋丸(ナルト)を使うロマンキャラ」、「ギャリック砲(ベジータ)・かめはめ波(悟空)・魔貫光殺砲(ピッコロ)を使うドラゴンボールの総取りキャラ」というように、実際には有り得ないキャラクターを作り出す楽しさがあります。

ロード時間が長い…

ゲームのストーリーモードの流れとして、

「ロビー画面でミッション開始 → (ロード) → イベントシーン → (ロード) → 戦闘 → (ロード) → イベントシーン → (ロード) → ロビー画面」

というようになっており、ロードが非常に多いです。また、ロード時間が平均で30秒程度もあるので、ゲームテンポを悪くしている要因になっています。
対戦モード(オンライン・オフラインとも)でも同程度のロード時間が挟まれるため、「再戦したいのに待たされる」という欠点があります。

悟空vs悟空という対戦も、もちろん可能

グラフィック 9/10点

ジャンプキャラが飛び出てきたかのようなグラフィック

実際にジャンプキャラが飛び出てきたかのような、美しいグラフィックで対戦を行うことが出来ます。

対戦中に繰り出す光線や雷といった表現はもちろん、イベントシーンのグラフィックが特に素晴らしいです。

イベントシーン以外では口パク感が否めない

少し残念な点としては、イベントシーン以外ではキャラクターの口パク感があります。筆者はそこまで気になりませんでしたが、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

音楽・効果音 8/10点

戦闘時の効果音はよし!

対戦で技を繰り出すときの効果音はなかなか迫力があり、満足でした!

原作の音楽が聴ければよかった

対戦中にアニメで使われていた曲を流せるなど、原作の音楽が聴くことが出来ないのは残念でした。(著作権的に難しいのかもしれませんが、少年ジャンプの記念作品ということでそこはなんとか…)

ストーリー 5/10点

ゲームのオリジナルストーリーはある程度の評価点

本作は、ゲームオリジナルのストーリーで展開されていきます。詳細な内容は控えますが、世界中にいるジャンプキャラたちが敵によって操られており、倒すことで味方になっていきます。
そして、味方を増やしていくことで敵に対抗していく、というストーリーになっています。

内容としては、ジャンプらしい「王道」ストーリーといえるのではないでしょうか。

キャラクター毎のストーリーがあれば良かった&アバターを主人公にしないで欲しかった

一方で、キャラクターを敵の手から解放するために行くイベントシーンでは、ほとんどが主人公であるプレイヤーが作成したアバターとキャラクターが出会い、勝ったら仲間になった、というものが多いです。

せめてキャラ毎、または作品ごとにストーリーがしっかりあれば原作ファンならずとも楽しめると思うのですが…。

また、主人公がアバターである点も、ストーリーに感情移入しにくくさせていると思います。主人公はまったくしゃべりませんので、各キャラが一方的にストーリーを展開しているように余計感じてしまいます。

やりこみ 1/10点

やりこみ要素はほとんどなし!

「ストーリー」の項目で書いたように、ジャンプ作品のキャラクターを倒して仲間にしていく楽しみがあります。
が、ゲーム中にいつでも挑戦できる「フリーミッション」では、最初から全てのキャラクターが使用可能だったり、逆に対戦では解放したキャラクターしか使用できなかったりと、謎の仕様に驚きました。

解放したキャラを全てのモードで順次使えるようにしていた方が、新しいキャラクターを使えるドキドキ感が味わえてよかったのではないかと筆者は感じました。

総合 29/50点

『ジャンプフォース』の各評価点は上のようになりました。

ロードが多い&長いことによるゲームテンポの悪さや、初めから全キャラが使えるモードとそうでないモードが混在しているというやり込み要素の中途半端さなど、気になる点も多い作品です。

しかし、美しいグラフィックにより新旧ジャンプ作品のキャラクター達が豪華な共演をしている点や、格闘アクションが苦手な方や初心者でも手軽な操作でかっこいい技を繰り出せる点は評価できました。

一人でじっくり遊ぶには不向きのゲームかもしれませんが、マンガ好きな友達と集まってワイワイ楽しむゲームを探している方には良い作品ではないでしょうか。

『JUMP FORCE』(ジャンプフォース)はPS4/Xbox One/Steamにて発売中です。

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