
ボードゲーム『インカの黄金』を紹介
ボードゲームをテーマにしたアニメ「放課後さいころ倶楽部」。
今回は、第3話で登場したボードゲーム『インカの黄金』を紹介します。
本作は、全員で罠が仕掛けられた遺跡に入り、財宝を発見していく。ただし、罠にかかってしまうと手に入れた財宝を全て失ってしまいます。どこまで進むのか、いつ戻るか、常に選択を迫られるチキンレースのようなゲームとなっています。
プレイ人数
・3~8人用
ゲーム開始時
・遺跡を表すカードの山札を用意。(全プレイヤーで共有)
・各プレイヤーは自分の財宝を隠しておくテントを1人1つ手元に置く。また、遺跡から帰ることを表すコマ(旧版はカード)を持っておく。
プレイ手順
(1).各プレイヤーは遺跡を進むか、それとも戻るかを選択します。進む人はコマを握らずに、戻る人はコマを握って、こぶしを突き出します。
全員が選択したら一斉にオープン。手にコマを握っているプレイヤーは、ここまでに獲得した財宝を持って帰ることが出来ます。獲得した財宝を自分のテントの中に隠しておきましょう。(財宝の獲得については後述。)
また、この時点で帰る道中に落ちている財宝を拾う事が出来ます。
(2).進むことを選んだプレイヤーは、山札の一番上のカードをオープンします。ここで出たカードによって、結果が変わります。
①財宝カード…
カードに書かれた数字分の財宝を、遺跡にいるプレイヤー全員で山分けします(ただし、まだテントに入れないこと)。余った端数はカードの上に置いておきます。
端数の財宝は、戻ることを選んだプレイヤーで山分けしながら帰る。(ここでも端数が出た場合は、そのまま置いておく。)
②遺物カード…
遺物は割って山分けすることは出来ないため、2人以上のプレイヤーが進んでいる場合は獲得せずに置いておく。1人だけの場合は獲得する。
また、この遺物は戻ることを選んだプレイヤーが1人だけだった場合、拾って戻ることが出来ます。
③危険カード…
5種類の危険カードがあり、初めて出現した種類の危険カードだった場合は何も起こらない。2回目の出現だった場合は、その時点で遺跡にいるプレイヤーは全員脱落します。脱落したプレイヤーは、今回獲得した財宝を返します。
(1)と(2)を繰り返し、全てのプレイヤーが脱落or帰還したら1ラウンドが終了。計5ラウンド行います。
勝利条件
5ラウンド終わった時点で、自分のテントに最も多くの財宝を獲得することが出来たプレイヤーが勝利となります。
『インカの黄金』は抜け駆けするタイミングが重要なチキンレース
以上、アニメ「放課後さいころ倶楽部」第3話に登場したボードゲーム『インカの黄金』を紹介しました。
遺跡を進めば進むほど獲得できる財宝は増えていくが、罠に掛かってしまって脱落してしまうと、獲得できる財宝が0になってしまう。また、戻るときに1人だと遺物をこっそり持って帰ることが出来る。
早めに抜け駆けした方がいいのか、それともどんどん進んで獲得できる財宝を増やしていくのか、まるでチキンレースのような駆け引きが繰り広げられるゲームとなっています。