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ゲーム レビュー

【2021年版】龍が如くシリーズ、今からプレイするならズバリどれ?おすすめのプレイ順も

更新日:

龍が如くシリーズ、ズバリどれからプレイすればよい?

2005年にシリーズ第1作目『龍が如く』がPS2向けに発売され、その後もナンバリングタイトルが人気を博している「龍が如く」シリーズ。

ただ、ナンバリングタイトルが増えたゆえに、シリーズ未プレイの方は、
「これから始めるには、どれからプレイすればよいのか?」
「1作品だけやってみたいのだが、どれをやればよいのか?」
と思っている方も多いと思います。

そこで今回は、スピンオフタイトル含めて全シリーズをプレイしてきた筆者が、
ズバリどれをプレイすればよいのか
を提案したいと思います。

・じっくりプレイしていくには…?
・とりあえず1作品だけ!

という視点でも考えていますので、よろしければ最後までご覧下さい。

じっくりシリーズを堪能したい方には

時間を掛けてもよいから、シリーズをじっくり味わいたい、という方には

『龍が如く2』(『龍が如く 極2』)

からプレイされることをオススメします。

なぜ『龍が如く』(以下『1』)じゃないの?

と思われたでしょうか。理由は簡単で、「ストーリーが無駄なく洗練されている」からです。全シリーズプレイしてきましたが、『龍が如く2』(以下『2』)がストーリー展開に最もワクワクしながらプレイしたことを、今でも覚えています。
(ちなみに、筆者は『2』→『1』の順にプレイしています。)

加えて、ゲーム冒頭で『1』のストーリー解説を約1時間もかけて聞くことができるため、十分これまでの内容は把握できます。もちろんストーリー解説はスキップできるので、『1』からプレイした方は聞かなくても良いです。

他にも、2018年に行われたキャラクター人気投票では、ナンバリングタイトルではこの作品にしか登場していないにも関わらず、トップレベルのキャラクター人気を誇る
郷田龍司
が登場するのもオススメポイントの一つです。
(※スピンオフ作品『OF THE END』ではプレイアブルキャラとして、『0』では当時小学生の龍司がサブストーリーの一部に登場)

2018年、100以上のキャラクターを対象に行われた「龍が如くオンライン 事前登録開始記念キャラクター総選挙」の投票結果。

ちなみに今からプレイされる方は、2017年にPS4/Steam/Xbox One向けに発売された『龍が如く 極2』が、『2』のストーリーはそのままに、モデリングが一新されて美麗なグラフィックになっていたり、追加要素が多分に含まれていたりしますので、こちらをプレイされるのが良いかと思います。

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『龍が如く2』が面白かった!という方には

上記で
「まずはコレを!」
とオススメした『龍が如く2』。

「プレイしてみて面白かった!」
「『2』はプレイ済みなんだけど…」

という方のために、オススメプレイ順に概略等を書いていきます。

『龍が如く』(『龍が如く 極』)

『2』の冒頭でも説明される『1』のストーリーを自ら体験するのがオススメです。

物語の根幹を成す「澤村遥」との出会い、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』から登場する重要人物「秋山駿」へ繋がるストーリーなど、第1作目だけあり、その後のストーリーにつながっていく話が多いです。

こちらも2016年にPS4/PS3/Steam/Xbox One向けに『龍が如く 極』としてリメイクされていますので、そちらをプレイされると良いかと思います。

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『龍が如く0 誓いの場所』

次は『3』かな、と思われた方もいらっしゃると思いますが、まだストーリーは遡ります。

『1』が「龍が如くシリーズの原点」とすると、『0』は「桐生一馬の原点」といえるでしょうか。

『2』→『1』とプレイしてきた方は、既に「真島吾朗」の魅力にハマっている方も多いかと思います。「真島吾朗の原点」にも同時に触れることが出来るのも素晴らしい点ですね。

『1』や『2』に繋がるサブストーリーが含まれているのも、『0』の特徴といえるかもしれません。筆者はリリース順(『0』→『極』→『6』→『極2』)でプレイしているため、今回オススメしている『2』→『1』→『0』というプレイ順ではまた新たな発見があるかもしれません。

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『龍が如く3』

さて、『0』まで遡りきったので、今度こそストーリーを前に進めていきましょう。

『3』では、桐生一馬が隠居し、沖縄で養護施設を開設。澤村遥や子どもたちとの平穏な暮らしを営むところから話は始まります。が、沖縄の米軍基地増加計画とリゾート開発計画に関わる問題から、桐生の生活は一変していきます。

この作品は当時プレイしたとき、「龍が如くシリーズ」の新たな方向性を決定づけた作品のように思いました。これまでは「桐生一馬」にフォーカスしたストーリーだったのが、「澤村遥」の成長物語という側面を帯びてきたように感じたからでしょうか。

加えて、当時、PS3でリリースされた初めてのナンバリングタイトル(※スピンオフ作品『見参』はリリース済)だったためか、この作品から「龍が如くシリーズ」の特徴の一つである、ミニゲームの面白さが際立ちます。

中でも「No.1キャバ嬢をつくろう!」(通称:キャバつく)にハマっていた記憶があります。女性をスカウトし、キャバ嬢としてトレーニングしたり、衣装をコーディネートしたり、何時間もプレイしていました。

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『龍が如く4 伝説を継ぐもの』

本作に関する発表で当時最も驚いたのは、

「主人公が複数人存在する」

という点でした。しかも、桐生以外のプレイアブルキャラクターは全て新規に発表されたキャラクターだったため、ワクワクするのと同時にストーリーをちゃんと楽しめるのか、不安な部分もありました。

が、さすがといいますか、それぞれのキャラクターのストーリー背景には『1』の「100億円事件」や、ここまで登場してきた人物達が絡んでおり、良い意味で期待を裏切られました。

また、本作では神室町以外の街や施設がほとんど登場しませんが、その分、屋上や地下など、神室町をこれまで以上に堪能できるようになっており、新たな発見も多かったように思います。

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『龍が如く5 夢、叶えし者』

本作について、前作から引き続く複数主人公、という点は特に驚きませんでしたが、その中に「澤村遥」の名前があることが発表されたとき、筆者は歓喜の声を上げたことを覚えています。

さらには5人の主人公それぞれに、舞台となる都市が割り当てられており、シリーズ共通の東京(神室町)に加えて、札幌、名古屋、大阪、福岡という5都市が登場します。そのため、これまでの作品以上に「龍が如く」の進化を体感できた作品でした。

本作で特に注目してほしい点は、

・遥の子どもから大人への成長
・桐生のタクシードライバー姿

の2点です。2点目について「え?」と思われた方もいらっしゃいますでしょうが、タクシードライバーに転職し、堅気として一生懸命に働く桐生一馬の姿は必見です。

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『龍が如く6 命の詩。』

本作でまず誰もが目に付くのが、パッケージに描かれた「ビートたけし」。

「龍が如くシリーズ」の特徴の一つである、実在の俳優が見た目そのままに登場する、という点。更にはシリーズを追う毎に登場する俳優陣が豪華になっており、この発表には

「遂にここまで来たか!」

と驚かされたものです。

また、「桐生一馬伝説、最終章」と銘打たれた本作。その文字通り、次回作である『龍が如く7 光と闇の行方』で主人公が春日一番となったのですが、『7』が発表されるまでは、「最終章」として何作か続くのでは、と疑っていました。
(恐らくシリーズファンの多くがそうだったのでは。)

そして個人的に「お!」と思わされたのが、物語の舞台の一つが「尾道」であった点です。筆者に馴染み深い街であったため、実際にプレイしてみると過去作以上に、その再現度に感動させられました。

ちなみに余談ですが、『龍が如く6 命の詩。』の最後の「。」は、一つの区切りという意味が込められているとのことです。

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『龍が如く7 光と闇の行方』

『6』でも触れた通り、『7』からは主人公が「桐生一馬」から「春日一番」へと変わります。すでに『龍が如くONLINE』で登場済みだった春日ですが、ナンバリングタイトルで主人公になるとは思っていませんでした。

本作は、システム面での大きな変更点が多く、代表的なものだけでも

・これまでの戦闘システムが一新され、「ドラクエ」のようなコマンドアクションに。(作中でも「ドラクエ」という台詞や、パロディネタが多数登場)
ジョブチェンジシステム:職業を変更することで、扱える武器や技が変わる。
スジモン図鑑:ポケモン図鑑のように、戦った相手の情報が記録されていく。
パーティーチャット・宴会トーク:仲間で店で食事したり、特定の建物や場面で「テイルズ」シリーズのようなチャット形式での会話が聞ける。

などが挙げられます。

また、本作をプレイして最も驚かされたのはメインの舞台となる「横浜 伊勢佐木異人町」のマップの広さです。

・神室町の3倍以上
・通った場所でないとマップに施設や店舗が記録されない
・しかもゲーム中盤頃までは敵のレベルが高いせいで立ち入ることが難しい地域がいくつもある

という、「龍が如く」の世界観で「ドラクエ」をプレイしている気分でした。
正直、事前情報の段階で作品が一新されすぎており、ちゃんと楽しめるか不安でしたが、感想としては「コレはコレでアリ!」。

ちなみに、「あの人」も作中に登場しますので、どうぞお楽しみに。

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番外編

オススメのプレイ順の中には挙げませんでしたが、番外編としてスピンオフタイトルについてと、もしプレイするならどのタイミングが良いかを紹介します。

『龍が如く 見参!』

スピンオフタイトルとして第1作目の『見参』。

舞台は1605年関ヶ原の戦い直後、京都の歓楽街「祇園」、主人公は「桐生一馬之介」またの名を「宮本武蔵」。
その名の通り、「桐生一馬 = 宮本武蔵」として物語が展開されていきます。

素手での戦闘に加えて、一刀、二刀、太太刀といった、武蔵ならではの異なる刀を使った戦闘アクションが特徴です。ナンバリングタイトルでは、大半の武器が消耗品なため、本作プレイ時に「武器を自由に使える」ということに新鮮味を抱きました。(他のゲーム作品ではごく当たり前のことなのですが。)

「澤村遥」、「真島吾朗」などナンバリングタイトルでおなじみのキャラクターも桐生同様、名前を変えて登場するため、「龍が如く」の味をしっかりと残せています。

本作をいつプレイしたらよいか、ですが、ここまで紹介してきた順序でいうと、

龍が如く3』の後

でしょうか。

本来は『3』の前にリリースされた作品ではあるのですが、『2』→『1』→『0』とプレイした後には『3』を続けてプレイして貰いたいので、『3』の後に本筋を一旦休めて、『見参』を挟むと良いかと思います。

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『龍が如く OF THE END』

ゾンビが登場する、4人の主人公は銃で戦う、など、スピンオフタイトルの中でも異質な本作。シリーズ作品は全て、即予約して購入している筆者ですが、本作に関してはどことなくハズレ臭が漂っていたため、迷ったのですが結局予約購入しました。

結論としては、

『龍が如く』じゃなくてもいいのでは?

という感想でした。「龍が如くらしさ」は散りばめられてはいましたが、ガンアクションとしては中途半端さが否めなかったり、シナリオのボリューム自体も少なく感じたりしました。

ただし、『郷田龍司』が操作出来るのが、唯一本作のみとなっているため、『2』の後の龍司の行く末が気になる方はプレイして損はないかと思います。

本作のオススメプレイ時期ですが、本記事で紹介したプレイ順ですと、

『4』より後ならいつでもOK

かと思います。というのも、主人公の一人である「秋山駿」が登場するのが『4』のため、どのような人物かを知った上でプレイしないと、ストーリーにおいてよく分からない部分が恐らく出てくるからです。

上記の通り、筆者としては
・郷田龍司大好き
・ゾンビもの大好き
・神室町で銃を撃ちまくりたい
という方以外は特にプレイする必要はないかと思います。

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『龍が如く 維新!』

『見参』同様、歴史上の舞台、人物を基にしたスピンオフ作品です。幕末が舞台で、主人公は「坂本龍馬」またの名を「斎藤一」、その外見は「桐生一馬」となっています。
「坂本龍馬 = 斎藤一」とはどういうことだ、と思われた方もいらっしゃると思いますが、史実を題材にしたフィクションと考えて下さい。

本作のイメージとしては、『見参』をより「龍が如く」らしい作品に仕上げた印象で、『見参』以上にナンバリングタイトルに登場する人物と同じ見た目のキャラクターが別名で登場します。(「沖田総司 = 真島吾朗」にはさすがに笑ってしまいましたが)

戦闘面では、「龍馬」らしく刀と銃を使いこなした、本作ならではのバトルシステムを楽しむことが出来ます。

本作のプレイ時期としてオススメなのは、本記事で紹介したオススメプレイ順でいうと

『龍が如く6 命の詩。』の後

です。理由としては、本作がリリースされたのは『5』の次なのですが、『5』から『6』にかけては続けてプレイした方が「桐生一馬の最終章」にのめり込めるため、出来れば続けてプレイして欲しいからです。

主人公の「坂本龍馬」はじめ、「西郷隆盛」、「桂小五郎」、「新選組」など、幕末の有名な志士達が多数登場するため、歴史に詳しくない方でも入り込みやすい作品だと思います。

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とりあえず1作品、という方には

「龍が如くシリーズ」をやってみたいけど、続けてやるかはわからない…。とりあえず1作品やるなら?

そんな方へは、2つのタイトルを候補として挙げさせてもらいます。

『龍が如く 極』

続けてプレイするかは分からない、そんな方にはまず『』をオススメします。

「龍が如くの原点」であるストーリーが体験できる上に、シリーズで積み重ねてきたミニゲームの面白さ、サブストーリーの豊富さなど、「10年間培ってきた最新の技術で新たに作り直す」というコンセプト通りの、満足できる作品となっています。

やってみて、気に入れば「『2』→『0』→『3』→…」と続けてプレイされると良いのではないでしょうか。

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『龍が如く7 光と闇の行方』

もう一つの候補としては、『龍が如く7 光と闇の行方』を挙げさせていただきます。

ここまで書いてきた通り、龍が如くシリーズ自体が、「桐生一馬のドラマ」としてはかなりのボリュームになっているため、敢えて主人公が「春日一番」に変わった本作をプレイしてみるのも良いかもしれません。

シナリオの中で単語を知らないために、イメージしにくい場面もいくらか出てくるかとは思いますが、『7』をプレイした後で、作品の世界観が気に入った方は、過去作を辿ってみるというのも新しい発見があるかもしれません。

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まとめ

以上、「龍が如く」シリーズを全てプレイしてきた筆者による、これからシリーズに入りたい方にオススメのプレイ順でした。

シリーズが続けば続くほど新規の方は入りにくいかと思いますが、この記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。

是非「龍が如く」の面白さに触れてみて下さい。

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-ゲーム, レビュー
-PS3, PS4, Steam, Xbox One

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