
本記事では、筋トレが好きな筆者が、今まで実際に飲んできたプロテインを5段階で評価・レビューしていきます。
プロテインに興味がある方やどれを買えばよいのか迷っている方は、是非参考にしてみて下さい。
そもそもプロテインってなに?
各プロテインの評価に行く前に、
プロテインってそもそも何?
と思われている方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明します。
プロテインは直訳すると「タンパク質」のこと。そこから由来して、主に
タンパク質を主成分とするプロテインサプリメント
を指します。
普段筋トレなどのトレーニングをしている人は、体重の約1.5倍~2倍グラムのタンパク質が身体に必要とします。(例えば、体重60kgの人だと90~120g)
しかし、これだけのタンパク質を摂取するには、以下に示す量の食品を食べないといけないことになります。
・卵だと…15~20個
・豆腐だと…4.5~6丁
・鶏のささみ肉だと…約400g(10本程度)
・魚肉ソーセージだと…80gのものを11~15本
例に挙げたのは高タンパクなものばかりですが、それでもかなりの量が必要なことが分かります。
そこでプロテイン1杯あたり、どれくらいのタンパク質が補給できるのかというと、メーカーや種類にもよりますが、約20gとなっています。水に溶かしてドリンクとして摂取できますので、かなり楽になると思いませんか?
もっとプロテインについて知りたい、という方は下記の記事で紹介していますので、ご覧になってみて下さい。。
ザバス ホエイプロテイン ココア味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★☆☆(3) |
飲みやすさ | ★★★☆☆(3) |
筆者が最初に飲んだプロテインが「ザバス ココア味」です。ザバスは明治が手掛けるプロテインブランドですので、店舗などで一番は見かけたことがあるという方も多いのでは。
評価としては良くも悪くも、標準的という感想です。甘さに関しても、甘過ぎず甘くなさ過ぎず、という印象。
まずはスタンダードなプロテインから、という方にぴったりのプロテインです。
ザバス ウェイトダウン ヨーグルト風味
味 | ★★☆☆☆(2) |
溶けやすさ | ★☆☆☆☆(1) |
飲みやすさ | ★★☆☆☆(2) |
この商品は、友人が購入し2回程飲ませてもらったものなのです。感想としては正直、今まで飲んだプロテインの中で一番飲みにくいな、という印象を受けました。
というのも、味自体は特筆して悪いというわけではないのですが、水に溶けにくいため、飲んだ時にとても粉っぽかったから、という理由が大きいです。
ただし商品名の通り、減量したい方や、原材料がソイプロテインのため、ホエイプロテインではお腹を下してしまう、という方には良い商品かと思います。
ザバス ホエイプロテイン バニラ味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★☆☆(3) |
飲みやすさ | ★★★☆☆(3) |
「ザバス バニラ味」は評価としては「ココア味」と同程度の評価にしました。
こちらもスタンダードな印象のため、最初のプロテインに選んでみると良いかと思います。ちなみに、甘さはこちらの方が上です。
ビーレジェンド プロテイン そんなバナナ風味
味 | ★★★★★(5) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★★★(5) |
「ビーレジェンド そんなバナナ風味」が、筆者のビーレジェンドシリーズとの初めての出会いでした。(以降、シリーズをリピートして購入しています。)
まるでバナナオレを飲んでいるかのような味わいで、飽きずに飲み続けることが出来ました。ただし、甘みが強いため「そんなに甘くない方が良い」という方にはおすすめできません。
ちなみにこの商品名につけてある「そんなバナナ風味」のように、ビーレジェンドのプロテインは少し変わった名前なのも特徴の一つです。(そのため、たまに何の味か分かりにくいものも…)
ビーレジェンド プロテイン 初恋のいちご風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★☆☆(3) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
「ビーレジェンド 初恋のいちご風味」はいちごオレを感じることのできる味のプロテインです。
ビーレジェンドシリーズの中では若干ですが、溶けにくいかなぁ、という印象です。(他のシリーズ商品が溶けやすいものが多いため、一般的なレベルかとは思います。)
筆者は酸味の強いフルーツ(いちごや柑橘類など)がそこまで好きではないのですが、それでも問題なく飲み続けることが出来ました。
ビーレジェンドシリーズに手を出してみるなら、まずはこの「初恋のいちご風味」か前述した「そんなバナナ風味」がおすすめです。
ビーレジェンド ドラゴンボール超 かめはめ波風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
ビーレジェンドシリーズは、アニメやキャラクターとコラボしたプロテインでも有名です。ドラゴンボールとコラボした「ビーレジェンド かめはめ波風味」もその一つ。
これが結局どんな味かというと、デカビタやドデカミンなどの栄養ドリンクのような味でした。甘さは控えめで、酸味が強いため、プロテインをすっきりと飲みたい方におすすめです。
ビーレジェンド 北斗の拳 明日への種モミ風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
北斗の拳とコラボした「ビーレジェンド 明日への種モミ風味」。「かめはめ波風味」以上に何の味か想像つかないと思いますが、答えは「玄米茶ラテ味」です。
それでも分からない、という方は"ほうじ茶ラテ"や"渋みの強いミルクティー"をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
評価はオール4としましたが、本当は味は「5」をつけたい程好きな味でした。一般的な基準で考えて一つ下げてしまいましたが、和風な甘さが好きな方には気に入ってもらえるプロテインだと思います。
ちなみに、2020年6月9日に放送された「マツコの知らない世界」で取り上げられたことでも話題になった商品です。
ビーレジェンド ペコちゃん ミルキー風味
味 | ★★★☆☆(3) |
溶けやすさ | ★★★★★(5) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
ペコちゃんとコラボした「ビーレジェンド ミルキー風味」。その名の通り、ミルキーの味です。
風味の再現度が高く、ミルキーをドリンクにしたらこんな味だろうな、と思えるプロテインです。ただし、プロテインは甘い方が好きな筆者でも「これは甘過ぎるのでは?」と思ってしまうほど強い甘みのため、人によっては苦手な味かもしれません。
ちなみにこの商品を使ったプリンが、前述した「マツコの知らない世界」の中で登場し、高い評価を得ていました。
ビーレジェンド ホエイプロテイン 抹茶のチャチャチャ風味
味 | ★★★★★(5) |
溶けやすさ | ★★★★★(5) |
飲みやすさ | ★★★★★(5) |
個人的には、想像を超えて大当たりだったのが「ビーレジェンド 抹茶のチャチャチャ風味」。
「ガッツリ甘い抹茶ラテ風味なのかな…?」と思い購入したのですが、飲んでみるとしっかり抹茶の苦みを感じることができるタイプの抹茶ラテ風味で、飲みやすさ抜群でした。
甘さのバランスが程よいので、和風な味が嫌いな方以外には是非おすすめしたいプロテインです。
ビーレジェンド プレワークアウト モンスターハンター 炎熟マンゴー風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★★(5) |
飲みやすさ | ★★★★★(5) |
「ビーレジェンド プレワークアウト モンスターハンター」は、「プレワークアウト」(運動前)に飲むことを想定されたプロテインです。そのため、1回あたりで摂取できるタンパク質の量は少ないので、メインのプロテインと併用して利用したい商品です。
味は「アミノサプリ」のような、フルーティーでスッキリとした風味。さらに、水に溶かしたときに粉っぽさが全く残らないため、とても飲みやすいです。
内容量に対するコスパが良くないのが気になる点ではありますが、タンパク質を少しでも多く摂りたいトレーニーにはおすすめ。
ただし注意点として、β-アラニン、カフェインが含まれているため、刺激に弱い方、お子様、妊婦、授乳期の方やカフェインに敏感な方は飲まない方が良いです。
ビーレジェンド ストリートファイターV 波動拳風味
味 | ★★★★★(5) |
溶けやすさ | ★★★☆☆(3) |
飲みやすさ | ★★★★★(5) |
「ビーレジェンド ストリートファイターV 波動拳風味」と聞いて、結局何の味かというと、「ラムネ味」であるかと思います。(公式から何の味かはアナウンスされていないので、筆者の実際に飲んだ時の印象から)
ラムネといっても炭酸感のあるものではなく、ミルク感のあるラムネというイメージでした。食玩などによく付いている、お菓子のラムネを想像して頂けると分かりやすいでしょうか。
若干ダマになりやすかったですが、とても飲みやすい味でした。
ビーレジェンド ケンガンアシュラ ケンガンジンジャエール風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★☆☆(3) |
「ビーレジェンド ケンガンアシュラ ケンガンジンジャーエール風味」は、その名の通り「ジンジャーエール味」のプロテインです。
生姜強めのジンジャーエールが好きな方は間違いなく好きな味です。さらに、プロテインなのにも関わらず炭酸のシュワシュワ感がしっかり再現されており、炭酸飲料が好きな方も納得されるのではないでしょうか。
ただ、その独特な風味から、生姜が苦手な方や匂いが強い飲み物が苦手な方は飲みにくいのではないかと思いました。
好きな人は何度もリピートするであろう、通向けなプロテインだと思います。
ビーレジェンド みんなの愛すココア風味(WPI)
味 | ★★★★★(5) |
溶けやすさ | ★★★★★(5) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
「ビーレジェンド みんなの愛すココア風味(WPI)」は、すっきりとしたココア味のWPIホエイプロテイン。
WPIとは何かは以下の記事で詳しく解説していますので、宜しければご覧になって下さい。
今まで飲んだことのあるココア味のプロテインの中でもWPIだけあって、ミルク感が少ない分、しっかりとココアの風味を感じることの出来るプロテインでした。
値段は標準的なWPCプロテインより数百円高いですが、その分タンパク質含有量が高いのも良い点ですね。
ビーレジェンド 激うまチョコ風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★★☆(4) |
「ビーレジェンド 激うまチョコ風味」は、個人的に「ザ・ベーシック」な味という印象のプロテインでした。
甘さ控えめなチョコ味なので、激甘なプロテインが苦手という方でも手を出しやすいプロテインではないでしょうか。
DNS プロテインホエイ100 抹茶風味
味 | ★★★★☆(4) |
溶けやすさ | ★★★★☆(4) |
飲みやすさ | ★★★★☆(5) |
「DNS プロテインホエイ100 抹茶風味」は、前述した「ビーレジェンド ホエイプロテイン 抹茶のチャチャチャ風味」以上に抹茶の風味を感じることができるプロテインでした。ビーレジェンドは抹茶オレ味なのに対して、こちらは抹茶味という感じ。
抹茶の独特な苦みも味わうことが出来るので、好きな方は大好きになるプロテインだと思います。
個人的にはビーレジェンドの方が好きだったので、少し評価を下げていますが、こちらの方が好きという方もいらっしゃると思います。
以上、筆者が実際に飲んだプロテインの評価とその感想でした。
プロテインを飲む際には、各メーカーが販売している「プロテインシェーカー」がシェークしやすさ、飲みやすさ、洗いやすさ、どれを取っても必需品ともいえるほど優秀ですので、是非使ってみて下さい。