
文字を使ってパズル対戦!『ことばのパズル もじぴったん アンコール』をレビュー
2008年に発売されたWii用ソフト『ことばのパズル もじぴったんWii デラックス』から約12年振りに家庭用ゲーム機向けにリリースされた『ことばのパズル もじぴったん アンコール』をレビューしていきます。
ルールはシンプル。でも悩ましい対戦モード。
「もじぴったん」のルールは簡単で、盤面にある文字に手持ちの文字をくっつけることで言葉を作っていく、というシンプルなもの。
筆者がこのゲームでおすすめしたいのが、対戦プレイモードです。
もじぴったんを使い、先に何マス取ったら勝ち、という陣取りゲームのようなルールで対戦を行います。
相手の作った言葉に文字をくっつけて上書きすることで、自分のマスにすることが出来るため、
「もうこの文字を使ってもいいのか?」
「この言葉は上書きされないだろうか」
と常に悩ましくなります。使う文字は制限時間内に考えないといけないため、時間のせいでどう考えても上書きされる言葉を作ってしまった…ということも。



コラボステージも多数収録されており、コラボステージでのみ使える言葉(そのゲームに関連する言葉)もあります。
そんな言葉も収録されているのか!
本作に収録されている単語数は13万語以上となっています。
その中には、日常でよく使う単語はもちろん、「たぴる」や「ワンチーム」といった流行語も含まれているため、ゲーム中に
「こんな言葉まで入っているのか!」
ということも頻繁に起こります。あてずっぽうで入れた文字がたまたま単語になっていたなんてこともしょっちゅう。
発見した言葉は自分だけの辞書に記載されていきますので、「どういう意味だったっけ?」をきちんと見直すことが出来ます。
ちなみに、これは小ネタですが、クイズ番組にも多数出演している伊沢拓司が代表を務める「QuizKnock」がCMに起用されていることから「くいずのっく」が単語として収録されていたりもします。
オンライン対戦は強敵だらけ
『もじぴったん アンコール』では、Nintendo Switch Onlineサービスの加入によりオンラインでの対戦プレイも可能です。
筆者も野良でオンライン対戦をプレイしてみたのですが、「語彙力の高さ」「パズルの上手さ」を武器にした強敵だらけで、ほとんど負けてしまいました。(そこからはオフライン対戦でワイワイやっています。。)
やればやるほど単語を知ることが出来るゲームなので、シングルモードで自信をつけてオンラインに挑む、というのも良いのではないでしょうか。

『ことばのパズル もじぴったん アンコール』の良い点・悪い点まとめ
筆者が感じた『ことばのパズル もじぴったん アンコール』の良かった点・悪かった点をまとめていきます。購入を迷われている方は是非参考にしてみて下さい。
良かった点
・ルールがシンプルで、アクション性や素早い入力などもないため、初めての方とそうでない方でも対等にプレイできる。
・ステージ数が800以上と豊富で、ステージギミックもあり、対戦プレイに飽きにくい。
・意外な言葉の発見があるため、語彙力が付く。いつの間にか楽しみながら勉強にもなっているため、お子さんとのプレイもおすすめ。
悪かった点
・シングルプレイは飽きが来やすかった。
・オンライン対戦は強いプレイヤーが多いため、慣れないと勝つのは難しい。ただし、勝てたときは嬉しさ倍増。
以上、『ことばのパズル もじぴったん アンコール』のレビュー・評価をしました。頭を使う対戦ゲームが好きな方や、激しいアクションゲームが苦手という方には特におすすめです。
ちなみに、購入の際はニンテンドーeShopでの購入よりAmazonでのオンラインコード購入の方が少しだけオトクになります。面白そうだな、と思った方は下記からどうぞ。