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【PS4】まるで映画をプレイしているかのような体験が出来るゲームを紹介【2021年版】

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それはまるで映画!?

ゲームにどのような体験を求めているかは、人それぞれだと思います。

FPSが好きな方は相手を倒す爽快感を求めているかもしれませんし、格闘ゲームが好きな方は対戦相手とのヒリヒリする緊張感を求めているかもしれません。

ですが今回は、臨場感、没入感、ドラマ性溢れる、まるで映画のような体験が出来るゲームを紹介していきます。

シャドウ オブ ザ トゥームレイダー

実際に映画化もされた『トゥームレイダー』シリーズの最新作。

筆者はこの『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』がシリーズ初プレイだったのですが、見事にハマってしまいました。遺跡の謎解き、迫力溢れるアクションシーンなど、映画になるのも納得の作品でした。

また、過去の『トゥームレイダー』シリーズでは戦闘ばかりの作品があったようなのですが、本作はそこまで多くはありません。物足りないという意見もあるようなのですが、個人的には、このくらいのボリュームがちょうど良いかな、という印象でした。

ちなみに、現在はシリーズのリブート作品である、

・『トゥームレイダー』
・『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』
・『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』

の3作品に加えて、各作品の追加コンテンツもセットになったトゥームレイダー ディフィニティブ サバイバー トリロジーがダウンロード版限定で配信されているので、こちらを購入されるのがおススメです。

アンチャーテッド コレクション

「PLAYする映画」というキャッチコピーでPS3にてリリースされた『アンチャーテッド』シリーズ。

・第1弾『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』
・第2弾『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』
・第3弾『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』

がまとめてプレイできる、お得なセット。

世界を渡り歩いて遺跡探索をする、という前述の『トゥームレイダー』シリーズと似た特徴もある『アンチャーテッド』シリーズですが、こちらの方がそのキャッチコピーの通り、より映画に近いゲームになっています。

ゲーム界のアカデミー賞と呼ばれる“AIAS ゲーム・オブ・ザ・イヤー 2009”受賞や、アメリカのゲーム関連情報サイト大手のIGNが評価10/10点を与えるなど、やって損することはないゲーム。

本作をプレイすることで、シリーズ1作品目からストーリーを追うことが出来るので、ぜひともプレイしてもらいたい作品です。

余談ですが、2022年に映画化されるようですね!

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝

PS4でリリースされた『アンチャーテッド』シリーズの最新作。ネイサンを主人公とする一連のシリーズの最終章となっており、ネイサンの幼少期のストーリーから、どのように完結していくのかまで、見事に描かれています。

また、PS4専用ソフトとしては初の作品。過去のシリーズ作品と比較すると、グラフィックや行動の自由度が向上しており、より没入感の高い作品に仕上がっていました。

個人的には、『アンチャーテッド』が終わってしまうのか…と残念な気持ちもありましたが、あくまで「ネイサン主人公の最終章」ということなので、続編はきっとリリースされるということを期待をしています。

ちなみに、ピックアップしては紹介しませんが、本シリーズに登場するトレジャーハンターのクロエ・フレイザーとナディーン・ロスを主人公とするスピンオフ作品『アンチャーテッド 古代神の秘宝』はシリーズの全作品をプレイ後に購入されることをおすすめします。

(やはり本編で、どのような人物なのかを把握してからの方が楽しめるはずなので…)

ライフ イズ ストレンジ

カオス理論の一つ『バタフライ効果』(詳しくはリンク参照)をテーマとしたアドベンチャーゲーム。

平凡な少女である、主人公のマックス。ところが、「時間を巻き戻す」能力を身に付けたことでドラマが大きく変化していきます。

具体的には何が出来るかというと、
・写真に注視することで実際に写真が撮られた時点へタイムリープする。
・いつでも数分前までなら時間を戻すことができ、行動や会話の選択をやり直すことが出来る。
といったものとなっています。

過去へタイムリープして行動を変化させることで、現在のマックスの置かれている状況にも影響を与えることがあるため、「どうすれば先に進むことが出来るのか」、「なぜこのような状況になってしまったのか」と常にプレイヤーを悩ませ、同時に楽しませてくれます。

また、ゲームオーバーという概念がない、マルチエンディング方式のゲームですので、あなただけのドラマを体験することができます。

タイムリープをテーマにしたゲームは数あれど、この作品のように”いつでも”時間を戻すことができるゲームは、ありそうでなかったような気がします。

本作プレイ後は、前日譚となる『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』もプレイされることをおすすめします。
主人公はマックスの親友クロエとなり、タイムリープではなく、バックトークという会話での喧嘩のようなシステムを採用しているので、また違った体験ができます。

ライフ イズ ストレンジ2

上記の『ライフ イズ ストレンジ』の3年後が舞台。続編ではありますが、主人公や登場人物は一新されています。

本作では能力を手に入れたのは主人公ショーンではなく、弟のダニエル。超自然的な能力を手に入れた弟を操作するのは彼自身。(メタ的な事を言うと”AI”)

ではこのゲームは何が面白いのか、というと「兄(プレイヤー)に影響されて弟(AI)が育つ」という点です。つまり、プレイヤーがどう行動したかによって、弟の行動指針が決まっていき、それはシナリオや最終的にエンディングにも影響してくるということです。

こちらも「1」と同様にありそうでなかったシステムのゲームだと感じました。

本作のキャッチコピーである「ひとつの選択だけで 人生は決まらないから」というのは、当たり前の言葉をこのゲームの中で体現している、良い言葉だと思います。

本作のプロローグに相当する短編作品The Awesome Adventures of Captain Spiritは誰でも無料でプレイすることが出来ますので、気になった方は是非先にこちらをプレイしてみてはいかがでしょうか。ただし、いくつかの行動は『ライフ イズ ストレンジ2』の物語に影響を与えるかもしれません…。

Detroit: Become Human

フランスに拠点を置く「クアンティック・ドリーム」が開発したゲーム。

軽く同社の紹介をしておくと、ファーレンハイトで注目され、HEAVY RAIN -心の軋むとき-BEYOND: Two Soulsで一躍有名になったフランスの開発会社です。

映画やゲームのモーションキャプチャも引き受けている会社だけあって、同社開発の作品はどれもリアル過ぎるほどの映像表現が特徴です。

それもそのはずで、アメリカの俳優が実際に演じて声もあてているため、全く見ていて違和感のない映像になっています。

さて、長くなりましたが『Detroit: Become Human』(デトロイト ビカム ヒューマン)自体の紹介をすると、本作は2038年のアメリカ・デトロイトが舞台となります。
AIとロボット技術の発達によりアンドロイドが人間の仕事を取って代わっている、現実にも有り得そうな世界観となっています。

そんな中、1人(1体?)のアンドロイドが所有者を殺害する、という事件が発生し、AIの意思や感情について議論が行われるようになっていきます。

ここで面白いのは、プレイヤーが操作するのは人間ではなく、そのアンドロイドの方だということ。さらに、3人の主人公の内の1人は最新型のため、死んでもメモリーを引き継いでストーリーが進んでいきます。(残りの2人は量産機や試験機のため、死ぬとその後のストーリーに登場しないまま進む。)

プレイヤーが直面する様々な選択によって、キャラクターの生死や好感度、シナリオなどに影響を与えるため、もしかすると「映画を体験する」という言葉が最も合うゲームかもしれません。

キングダムハーツⅢ

今回の趣旨とは若干異なる作品にはなりますが、『キングダムハーツⅢ』も紹介せざるを得ないと思い、ピックアップしました。

なぜなら、今までのキングダムハーツは「ディズニーの作品をもとにゲームを作った」という印象が強かったのですが、本作は初めてプレイした時に「ディズニーの世界の中に入っている!!」という衝撃を受けたからです。

というのも、やはりPS3と比べてCGが実際の映画に近づいてきたからだと思います。PS5で新作が出た時が恐ろしいです…。

ちなみに、筆者が一番印象に残っているのは、映画『トイ・ストーリー』の世界が舞台になったワールド「TOY BOX」です。

ウッディ、バズたちと一緒に深夜のおもちゃ屋さんに繰り出して一緒に大冒険する、と考えただけでもワクワクしませんか?

また、これは過去作品でもそうですが、ワールドのタイトルで何の作品が舞台になっているのかが一目瞭然なのは素晴らしいと思います。

ちなみに、本作で登場するワールドの原作になっているのは以下の作品です。

・『ヘラクレス』
・『トイ・ストーリー』
・『塔の上のラプンツェル』
・『モンスターズ・インク』
・『アナと雪の女王』
・『パイレーツ・オブ・カリビアン』
・『ベイマックス』
・『くまのプーさん』

一つでもピンと来た方は、プレイして損のないゲームだと思います。

『キングダムハーツ』シリーズの過去のストーリーは最初にじっくり丁寧に、回想という形で見ることが出来ますので、シリーズ未経験の方でも安心して始められるのではないでしょうか。

ゴッド・オブ・ウォー

『GOD OF WAR』(ゴッド・オブ・ウォー)シリーズの最新作。

前作の『GOD OF WAR III』で1つのエンディングを迎えたシリーズですが、舞台やシステムを一新したことで新生『ゴッド・オブ・ウォー』としてリリースされたゲームです。

タイトルは同じですが初代『ゴッド・オブ・ウォー』とストーリーは全く異なり、舞台もギリシア神話から北欧神話へと変わっています。つまり、リメイクやリマスターではないので、前作までを全くプレイしたことがない方でも問題なく始めることが出来ます。

前作までと比べてアクションの自由度が高くなり、爽快さもアップグレードされています。また、巨大な神と対峙する映画のようなシーンもグラフィックの向上により、さらに迫力が出ているので、こちらも必見です。

本作の続編となるゴッド・オブ・ウォー ラグナロクが2022年に発売予定となっていますので、この機会にプレイしてみて、「ラグナロク」の発売を待ってみてはいかがでしょうか。

二の国Ⅱ レヴァナントキングダム

『二ノ国 漆黒の魔導士』、『二ノ国 白き聖灰の女王』の続編ではありますが、世界観はパラレルワールドとなっているため、主人公含めほとんどの要素が一新されています。

もし「二ノ国」を知らない方は、もしかするとゲーム中の映像を見て「あれ?このキャラクターの雰囲気…」と感じるかもしれません。そう、スタジオジブリの雰囲気があるのです。

それもそのはず。本作のキャラクターデザインは、スタジオジブリで『火垂るの墓』や『ホーホケキョ となりの山田くん』などで重要なポジションを任されていた百瀬義行氏が手掛けているため。

残念ながら、前作ではあった、スタジオジブリが手掛ける手描きアニメーションパートは撤廃されていますが、前述の通り元スタジオジブリの百瀬氏が手掛けるキャラクターデザインや久石譲作曲の音楽など、ジブリらしさを感じられる箇所は多く盛り込まれています。

そういった意味で、本作は「日本が誇るアニメ映画スタジオらしさが溢れるゲーム」として紹介しました。

まとめ

以上、今回は「映画をプレイしているかのような体験が出来る」ドラマ性の高いものや映画のような臨場感があるゲームを紹介しました。

ちなみに、今回作品を取り上げるときの基準として、オープンワールドのゲームはどうしてもゲーム性の高さが際立ってしまうため、除外して考えました。
(『DEATH STRANDING』や『アサシンクリード』シリーズもラインナップに入れたかったところではあるのですが…)

PS4でこれだけ臨場感のあるゲームが増えてきたことを考えると、PS5では「ほぼ実写映画」とまで言えるようなゲームが出てくるのでは、と感じてしまいますね。

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