
「テレビゲーム総選挙」1位~10位のタイトルを詳しく!
2021年12月27日にテレビ朝日で放送された「国民5万人がガチ投票!テレビゲーム総選挙」。長い歴史があるテレビゲームの数多くのタイトルから、投票によってTOP100のタイトルが発表されました。
今回は、番組内で発表された1位~10位のタイトルを詳しく紹介していきます。
あなたの思い出の作品は入っているでしょうか!?
第10位:スーパーマリオブラザーズ3

対応機種 | ファミリーコンピュータ 他 |
発売日 | 1988年10月23日 |
発売元 | 任天堂 |
『スーパーマリオシリーズ』の第三作目にあたる作品。
日本国内の販売本数はファミコンソフトとしては、『スーパーマリオブラザーズ』に次いで2番目に多く売れました。
基本的な操作はシリーズのものそのままに、しっぽマリオやカエルマリオ、タヌキマリオなど”コスプレマリオ”の先駆けになった作品です。
1993年7月14日にスーパーファミコンで発売された『スーパーマリオコレクション』に収録されている他、バーチャルコンソール版での配信、『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』への収録など、今でもプレイできる機会は多いのが嬉しいですね。
第9位:ファイナルファンタジーX
対応機種 | PlayStation2 他 |
発売日 | 2001年7月19日 |
発売元 | スクウェア |
PlayStation 2におけるファイナルファンタジーシリーズ最初の作品で、PlayStation 2のタイトルとしては初めてダブルミリオンを記録したタイトル。
ハードウェア性能を活かしたグラフィックや演出が過去作から一気に進化し、不動の人気を確立しました。
2020年2月29日にNHKで放送された「発表!全ファイナルファンタジー大投票」で1位を獲得した作品で、今回も人気の高さを示した結果となりました。
こちらも様々なハードに移植されています。
第8位:クロノ・トリガー
対応機種 | スーパーファミコン 他 |
発売日 | 1995年3月11日 |
発売元 | スクウェア |
過去・現在・未来にわたり、時間を越えて冒険をするRPGで、発売当時としてはここまで壮大なストーリーはなかなかなかったかと思います。
キャラクターデザインを『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』の鳥山明が手掛ける、ファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏がプロデューサーであるなど、人気が出るべくして出た作品。
度々移植も行われており、iPhone版/Android版までリリースされています。いつでもこの超名作がプレイできるなんて、良い時代になったものです。
第7位:大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

対応機種 | ニンテンドースイッチ |
発売日 | 2018年12月7日 |
発売元 | 任天堂 |
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの第6作で、『初代』から『for』までに登場した「ファイター」が全員参戦。
さらに、
・『ペルソナ5』の主人公ジョーカー
・『ドラゴンクエスト』の主人公たち
・『ファイナルファンタジーVII』のセフィロス
・『キングダムハーツ』シリーズの主人公ソラ
といった超豪華な追加ファイターが、約2年半に渡って順次発表されるたびに話題になったことも記憶に新しいです。
「スマブラ決定版」として、プレイして絶対に損しない作品だと思います。
第6位:ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

対応機種 | ファミリーコンピュータ 他 |
発売日 | 1988年2月10日 |
発売元 | エニックス |
ファミリーコンピュータで発売された『ドラゴンクエスト』シリーズの第3弾。
「一番愛されたドラゴンクエスト」として、iOS版/Android版やニンテンドースイッチなどでもリメイクされるなど、今なお人気ある作品だというのが分かります。
職業システムや、呪文体系の確立など、現在にも通ずるドラクエシリーズの根幹となる要素が多数実装されています。
ちなみに、筆者が人生で一番最初にプレイしたRPGが本作で、かなり思い出深い作品。
第5位:スプラトゥーン2
対応機種 | ニンテンドースイッチ |
発売日 | 2017年7月21日 |
発売元 | 任天堂 |
”インク×シューティング”という、他にないゲーム性で一気に任天堂のビッグタイトルへと上り詰めたタイトル。
正直、任天堂がシューティング系ゲームでここまで面白いタイトルをリリースするとは思っていませんでした。
前作『スプラトゥーン』から様々な要素が進化しており、前作をプレイしていた方はもちろん、今作からのプレイヤーも間違いなく楽しめる作品となっています。
あつまれ どうぶつの森
対応機種 | ニンテンドースイッチ |
発売日 | 2020年3月20日 |
発売元 | 任天堂 |
通称「あつ森」とも呼ばれる『あつまれ どうぶつの森』。
新型コロナウイルス感染症拡大での巣ごもり需要で、『どうぶつの森』シリーズの中でも最も売れ、さらには1996年発売『ポケットモンスター 赤・緑』の出荷本数822万本を超え、2021年時点で日本で一番売れたゲームソフトとなりました。
発売後も毎週のようにイベントが行われたり、繰り返しアップデートによる追加コンテンツの配信なども行われており、長期間に渡ってプレイヤーを楽しませてくれました。
ゲーム内でオンラインを通して芸能人とも交流できるなど、ゲームの新しい可能性を示してくれた作品であると思います。
第3位:ファイナルファンタジーVII
対応機種 | PlayStation 他 |
発売日 | 1997年1月31日 |
発売元 | スクウェア |
第9位にランクインした『ファイナルファンタジーX』に続き、『ファイナルファンタジーVII』も見事ランクイン。
前作『VI』まではドット絵でしたが、PlayStationにハードを移行したことでポリゴン表現が可能に。FFシリーズの美しいグラフィックの起点にもなった作品です。
クラウド、エアリス、ティファ、セフィロスといったゲーム好きなら誰もが知っているキャラクターが出演しています。
シリーズ屈指の人気のタイトルですが、CG映画や外伝的作品といったスピンオフ作品が多く発表されています。また、2020年4月10日にはリマスターではなくフルリメイクした『ファイナルファンタジーVII リメイク』も発売されました。今なお輝き続ける作品を最新のグラフィックで楽しめるようにしてくれたスクウェア・エニックスには感謝ですね。
第2位:ドラゴンクエストV 天空の花嫁
対応機種 | スーパーファミコン 他 |
発売日 | 1992年9月27日 |
発売元 | エニックス |
第6位の『ドラゴンクエストIII』に続き、第2位には『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』がランクインしました。
親子3代に渡るストーリーや結婚など、昨今のゲームからしてもかなり壮大なストーリーの作品ではないでしょうか。
「幼年時代」では子供として父親と共に冒険し、「青年時代前半」で結婚し、妻と共に冒険。「青年時代後半」では主人公が父親として、成長した子供たちと共に冒険する、という主人公の人生をまるで追体験できるかのようなストーリーに、当時初めてプレイしたプレイヤーはのめり込んでいったことでしょう。
その人気から、本作をベースにした3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が公開されたことも記憶に新しいです。
今ではiOS版/Android版もリリースされており、スマホで気軽に出来るようになっていますので、プレイしたい方はスマートフォンでダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
第1位:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

対応機種 | ニンテンドースイッチ, WiiU |
発売日 | 2017年3月3日 |
発売元 | 任天堂 |
正直、納得の1位『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。
本当の意味での「オープンワールド」ゲームはこの作品ではないかと思うほど自由度が高く、広大なマップは好きに登れ、好きに泳ぐことが出来ます。
また、以前当ブログで紹介した「TIME誌が選ぶ2010年代のベストビデオゲームTOP10」にも選ばれており、世界的な評価も高い作品となっています。(下記のリンク参照)
ストーリーももちろん最高に面白く、「任天堂の本気にやられた…!」というのが筆者の感想です。
続編のリリースも発表されており、今からプレイするのを待ち遠しく思っています。
日本のゲーム史に残る作品を、まだプレイしたことがない方は是非プレイしてみて下さい!